" 燃え尽き症候群となった学生時代
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燃え尽き症候群となった学生時代



 

ごく一般的な家庭に育ち、誰からも「いい子」と見られていた私でしたが、ひとりになると理由もなく「死にたい」と考えてしまう、メランコリック(憂鬱質)な一面がある子どもでした。

そんな私に転機が訪れたのは、中学校へあがってすぐのこと。
中間テストの3教科平均で98点を取ったのです。

先生やクラスメイトから「すごいね!!」と注目され、自分が認められたことの喜びを味わった初めての体験でした。

このことをきっかけに「テストでは誰にも負けたくない!」と思うようになり、学習へのモチベーションがグンと上がったのです。

日々熱心に勉強へ取り組み、中学3年間、学年トップの成績を維持し続けました。

先生からも「20年に1人の逸材」と期待をかけられながら、関西の地元でも有数の進学校へ進みましたが、高校入学と同時になぜか勉強への意欲がすっかり失せてしまい燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)に陥ってしまったのです。

学力の高い生徒が集まる進学校では、努力しなければ成績はあっという間に下がってしまいます。

そもそも自分は本当に勉強が好きだったのか。
試験が終われば忘れ去ってしまう一過性の知識が、果たして何の役に立つのだろうか。
そんな詰め込み教育への懐疑心がどんどんふくらんでいきました。

私はしだいに心のバランスを崩し、学校も休みがちになっていきました。 そして高校3年生のとき、母に付き添われて心療内科を受診したのです。

治療を続けながら、どうにか厳しい受験期間を乗り切り、一浪して大学へ進学。

学生生活の4年間は、卒業後の夢や目標をもつこともなく、単位もギリギリの、まさにモラトリアム期間でした。

いよいよ就職活動の時期を迎え、まわりの友人たちが次々と大手企業などへの内定を決めていく中で、私の就活はうまくいきません。

自分だけが高学歴高収入のレールから外れてしまったかのような挫折を味わい、プライドが打ち砕かれました。

それでも最終的には、知人のつてで予備校への就職が決まり、社会人としてスタートを切ることができたのです。



 


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